雨の日に頭痛が出るのは気圧のせいじゃない【香芝：Tri整体院】

　梅雨時期には雨が多く頭痛持ちの人は辛い思いをしているのではないでしょうか？

■気圧が低いせいで頭痛が酷くなる

■湿度が高いせいで頭痛が出る

　果たして本当にそうでしょうか？

　雨の日の気圧は、1013hPaの通常時と比べ少し気圧が引くなります。幅はありますが、およそ1000hPa前後で、台風などになると950hPaになります。

　また気圧と言えば飛行機のフライト中に頭痛になる人もいます。しかし高度10000mの気圧は263hPaで、飛行機内の装置を使って800hPaを保っています。

　フライト中の気圧の方が台風などよりも圧倒的に気圧が低いのにもかかわらず、頭痛の程度は雨の日と変わらないことがほとんどです。

　また湿度を考えみましょう。

　湿度は日本では乾燥している冬では40％ほど、梅雨時期になると75％ほどになります。

　乾燥の極致、砂漠では10％

　タイのバンコクでは98％

　これらの湿度を考えるとあまり頭痛との関連性は考えられません。（タイで生活する人たち全員が頭痛に悩まされているわけではないですよね？）

　皮膚はつねればつねるほど痛い。関節は捻れば捻るほど痛い。だったら頭痛は気圧が高ければ高いほど悪化するのか？湿度が高ければ高いほど酷くなるのか？というと関係性は薄いでしょう。

　頭痛を考えるにはもっと違う部分を考えるべきなのですが、その答えは直接お問い合わせください(笑)